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引っ越し前の完全掃除マニュアル! 退去前に絶対にチェックすべきポイント

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ソロクマ
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引越しで掃除するときってどこまでやるべき?

どうも、ソロおじです。

一人暮らしで初めて賃貸マンションやアパートを退去するとき、どこから掃除していいか迷っていませんか?

ソロおじ
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結論から言うと、契約書に金額が書いてある場所がクリーニング代として請求されやすいです。

特に、引っ越し前の掃除は大きなハードルです。

1人で引越しの荷物を詰め込む作業をしなければならないため、掃除をしている暇がないこともあるでしょう。

そこで今回は、引越しするときに必ずチェックしておきたい場所を解説します。

ソロおじ
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一人暮らしのおじさん
Profile
・一人暮らし歴10年以上
・家事と掃除に何度も失敗してきた男
数々の失敗体験をもとに記事を書いています。一人暮らしを始めたすべての人よ、俺の屍を越えてゆけ。

ほかにも

  • 原状回復の基本的な知識
  • 退去前に掃除が間に合わないときの対処法

も解説していきます。

このマニュアルを参考に、きちんと掃除をして敷金全額返却と心地よい新生活を目指しましょう。

敷金は返ってくるもの?敷金や原状回復義務について知ろう

部屋を引き渡す前の掃除は面倒だと感じるかもしれません。

しかし、その掃除一つで敷金がどれだけ返ってくるのか、また、どの程度原状回復をしなければならないのかが大きく変わることを知っているでしょうか?

敷金とは、賃貸契約が終了したときに物件に生じた損害や欠損を補修するために使われる保証金のことです。

この敷金は原則として返還されるべきものですが、退去時の掃除が不十分だとその一部を補うために使われる可能性があります。

また、原状回復義務とは、物件を借りた人が、物件を返す際には貸し出し時の状態に戻すという義務のことです。

自分の責任で掃除を行うことで、原状回復義務を適切に果たし、敷金を可能な限り多く返還してもらうためのポイントを理解することは重要です。

掃除の有無で敷金の返却額が変わる!

敷金とは、借り手が貸し手に対して支払う一種の保証金のことで、賃貸契約が終了した時に物件に生じた損害や欠損を補修するために使われます。

この敷金は原則として返還されるべきものですが、部屋の掃除や修理が不十分な場合、その費用が敷金から差し引かれることがあります。

退去する前に掃除をしっかりと行うことで、敷金の一部をより多く返還してもらえる可能性が高まります。

掃除をしておくとクリーニング費用が安くなることも!

一部の賃貸契約では、退去時にクリーニング費用が必要となる場合があります。これは入居時の契約書に特記事項として記載されています。

ハウスクリーニングは大掛かりな清掃作業や専門的な清掃なので、多額の費用がかかります。

クリーニング費用が定額ではない場合、部屋の状態によっては高額な請求になることもあります。

また、特にクリーニング費用が設定されていなくても、部屋の汚れが多く普通の掃除では難しいと判断された場合は、ハウスクリーニングにかかった費用を請求されてしまいます。

自分で清掃することでハウスクリーニングの費用を抑えたり、費用がかからないこともあるので、退去前の清掃でしっかりときれいにすることが大切です。

原状回復義務の範囲

原状回復義務とは、賃貸物件を借りた人が、物件を返す際には貸し出し時の状態に戻すという義務のことです。

ただし、これには「通常の使用による自然の劣化」は含まれません。

つまり、経年劣化や通常の使用範囲内での小さな損傷などは、借り手の責任ではないとされています。

しかし、自分で掃除を怠ったことによる汚れや、大きな損傷は原状回復義務の範囲内に含まれ、修復費用が敷金から差し引かれる可能性があります。

たとえば、キッチンの汚れや壁に染みついてしまったタバコのヤニ、風呂桶の水垢などは、借りた人が日常の清掃できれいに扱うべき範囲なので、原状回復の義務に含まれます。

このように借りている部屋を常識の範囲で日常的にきれいにしておくことを、善管注意義務といいます。

退去直前!退去1週間前から始める絶対にチェックするべき掃除ポイント

退去前の掃除は、毎日少しずつ行うようにしましょう。1週間前から一カ所ずつ進めることで、全体の負担を減らすことができます。

また、汚れが落ちにくい場合は、無理に自分で落とそうとすると傷の原因になるので、プロの清掃業者にそうだんするか、写真を撮っておいて退去時に相談しましょう。

最後に、自分が掃除したときの状態を写真に残しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。

キッチンの掃除ポイント

退去前の時間がないときに、絶対に見落とせないキッチンの掃除ポイントは以下の4つです。

レンジフード

レンジフードは長期間掃除をしていないと、内部に油汚れが溜まっています。

レンジフードの掃除は、まずフィルターを取り外し、キッチン用の油汚れ落としでしっかりと洗います。

次に本体内部を同じく油汚れ落としで拭き、洗浄します。ウタマロクリーナーや、台所汚れ専用クリーナーを使うと効率的です。

最後に乾燥した後、フィルターを取り付け直します。

換気扇

換気扇もレンジフード同様、長期間掃除をしないと油が溜まってしまいます。

換気扇の掃除は、まずフィルターやファンを取り外し、キッチン用の油汚れ落としでしっかりと洗います。

次に本体内部を同じく油汚れ落としで拭き、洗浄します。レンジフードと同じくウタマロクリーナーや台所汚れ専用クリーナーが便利です。

最後に乾燥した後、フィルターやファンを取り付け直します。

ガス台

ガス台は火を使うため、油や食材の汚れがこびりつきやすい部分です。まず、バーナーやグリルを取り外し、水と中性洗剤で洗います。

次にガス台の本体を湿らせた布で拭き、固くこびりついた汚れはキッチン用のスポンジやブラシで落とします。

なかなか落ちないときは、水でペースト状にした重曹を塗りつけると、こびりついた油汚れが落ちやすくなります。

シンク・水周り

シンクは日々使うため、食材の残りかすや油が溜まりやすい部分です。

シンク用の洗剤やクリーナーで洗い、スポンジやブラシで汚れを落とします。

また、水回りの排水口も確認し、ゴミが詰まっていないかをチェックしましょう。

以上のポイントを押さえておけば、キッチンの退去時の掃除はばっちりです。

水回りの掃除ポイント

バスルームの掃除は引っ越しの際に特に重要な部分です。

浴槽

バスタブの底や壁、お湯を出す口(排水口)、温水機器などは全て洗浄します。

浴槽用の洗浄剤を使って汚れを落としましょう。なかなか汚れが落ちない場合は、バス専用洗剤がおすすめです。

目地のカビや隅のピンク汚れにも注意しましょう。

浴室の壁や床

壁や床もカビや水垢が溜まることがありますので、しっかりと洗剤を使って掃除します。

ここでもバスルーム用のブラシやスポンジを活用しましょう。

シャワーヘッド

シャワーヘッドはカルキや水垢が溜まりやすいため、しっかりと掃除します。

シャワーヘッドは取り外せるタイプであれば、酢水やカルキ落としで浸けておくと良いでしょう。

洗面台

洗面台も水垢や石鹸カスが溜まりやすい場所です。

洗面台用の洗剤を使って洗い、スポンジで汚れを落としましょう。

排水口の掃除も忘れずに行ってください。

トイレ

トイレは床、便器、便座、水洗装置などを掃除します。

流せるトイレクリーナーや、使い捨てのトイレブラシ、トイレ専用の洗剤を使用しましょう。

手が届きにくい箇所は使い捨ての清掃用シートやトイレ用の掃除スポンジが便利です。

水回りの掃除は一見大変に見えますが、コツコツと進めていくことで清潔な状態にすることができます。

引っ越し後のトラブルを避けるためにも、時間を見つけては少しずつ掃除を進めてみてください。

居室の掃除ポイント

居室の壁や床、窓、クローゼットも引っ越し前の掃除の重要なポイントです。

壁紙

壁は掃除を忘れがちな場所ですが、手垢や汚れが付きやすい部分です。まずは壁紙の種類を確認しましょう。

布製の壁紙の場合は、乾いた布で軽くふき取ります。

ビニール壁紙の場合は、中性洗剤を使った布で汚れを拭き取ることができます。

ただし、強くこすりすぎると色落ちの原因になるので注意が必要です。

床の掃除は掃除機でホコリやゴミを吸い取った後、フローリング用のワイパーやモップを使用します。

フローリング用の洗剤を使って拭き掃除をすると、汚れがより落ちやすくなります。

カーペットが敷かれている場合は、掃除機の吸引力を上げるか、カーペット専用の掃除機を使用すると効果的です。

窓や窓枠は、埃や虫の死骸が溜まりやすい場所です。

窓ガラスはガラス用の洗剤を使って拭き、窓枠や網戸はブラシを使って掃除します。

特に網戸はホコリが溜まりやすいため、はずして水洗いをすると良いでしょう。

クローゼット

クローゼットの中は見えにくい場所なので、掃除を忘れがちです。

クローゼット内は掃除機でホコリを吸い取り、その後に布で拭きます。

特に棚の隅々までしっかりと掃除することが重要です。

退去前に掃除が間に合わないときの3つの対処法

引っ越しの準備は大変です。特に、退去前の掃除は手間がかかり、時間が足りなくなることも多いものです。

平日は仕事で忙しく、作業が進まないということも珍しくありません。

必要最低限の掃除に絞る

掃除の時間が足りない場合は、重要な箇所に絞って掃除を進めましょう。

特に、キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りは退去時のクリーニング費用が高額になりやすい場所です。

重点的かつ優先的に掃除することで、高額なクリーニング費用の請求を避けられます。

友人や家族に協力を求める

引っ越しの準備は一人で行うには大変な作業です。

友人や家族が手伝ってくれるなら、掃除を一緒に行うことで時間を短縮できます。

ただし、その感謝の気持ちは食事をご馳走するなどして忘れずに伝えることを忘れずに。

プロのハウスクリーニングサービスを利用する

掃除をする時間がまったくない場合や汚れが手に負えない場合は、プロのハウスクリーニングサービスの利用を検討してみてください。

プロの技術で部屋をピカピカにすることができます。

ただし、相応の費用がかかりますので、戻ってくる敷金も踏まえ、予算を考慮しながら選びましょう。

自分の掃除を手伝って欲しいという場合は、便利屋などに依頼する方法もあります。

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高額なクリーニング費用が発生しないように、退去前の掃除はしっかりしよう!

一人暮らしを始めるとき、退去の時の掃除まで考えている人は少ないでしょう。

しかし、退去時の掃除は適切に行わないと高額なクリーニング費用が発生する可能性があります。

そのため、退去前の掃除をしっかりと行うことが大切です。

掃除のポイントを押さえ、部屋の各部分をきちんと掃除することで、敷金の返還率を上げ、余計な費用を抑えることができます。特に水回りやレンジフード、換気扇の掃除は忘れずに行いましょう。

しかし、忙しさから掃除が手に負えない場合もあるでしょう。

そのような時は、プロのハウスクリーニングサービスを利用することを検討してみてください。

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プロの技術で部屋はきれいになり、あなたの負担も軽減されます。費用はかかりますが、それは敷金がきちんと返ってくる投資と捉えると、見方が変わるかもしれません。

あなたが次のステージへと進むためにも、これまでの住まいに感謝を込めて、退去前の掃除をしっかりと行いましょう。

退去前の掃除は大変ですが、きちんと行うことで新しい生活をスムーズにスタートさせることができます。頑張ってください!

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