【食費削減】コンビニ弁当はコスパが悪い?1人暮らしにおすすめの節約ご飯
2021年と比べて、コンビニ弁当が50円近く値上がりしていることは知っていますか?
コンビニの商品の値上げで、手軽に食事を済ませることができなくなってきた今日この頃、自炊を始めてコスパ改善を検討することが重要になっています。
正直、コンビニの値上げが辛くなってきた…。毎食コンビニだから財布が厳しいよ…。かといってうちのキッチン小さいし、自炊は嫌!
狭いキッチンやひとつしかないコンロでは、自炊や作り置きが難しいですし、疲れてかえってきたときや時間がないときに料理をするのも大変ですよね。
そこで、コスパが悪いコンビニのご飯でも食費を節約する方法や、コンビニ以外でご飯を調達する方法を解説します。
コンビニ弁当はコスパが悪い!2年でどれくらい値上がりした?
コンビニ弁当の価格って実際にどれくらい上がったんだろう?
2021年と比べ、からあげ弁当の平均価格は50円近く値上がり!
小売物価統計調査による価格推移|日本の物価(2023年4月時点)
ペットボトルのお茶は約2倍に値上がりしたよ!
商品 | 2021年4月 | 2023年4月 | 価格差 |
---|---|---|---|
からあげ弁当 | 454円 | 502円 | ↑48円 (↑10.5%) |
鮭おにぎり | 118円 | 128円 | ↑10円 (↑8.5%) |
ペットボトル(お茶) | 84円 | 163円 | ↑79円 (↑94%) |
2021年と比較すると、全体的にコンビニの食べ物や飲料は値上がりしているのがわかります。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでは、おにぎりや弁当などの商品の一部を1%~14%前後値上げしました。
価格は変わらないものの中身が少なくなった、いわゆるステルス値上げをした商品も少なくありません。以前よりも量が減って、食べごたえがなくなった商品も数多くあります。
数値で見てわかるとおり、コンビニ弁当のコスパはかなり下がってしまったといえるでしょう。
コンビニ弁当が値上がりしてコスパが悪くなった理由
正直、スーパーの弁当と中身が変わらない気がするけど、どうしてこんなに高いのか…。
コンビニには直営店とFC店があります。後者はオーナーがフランチャイズの権利と物流の支援を得る代わりに、一定のロイヤルティを本部に納めています。
そのため、ロイヤルティが商品単価に上乗せされているのです。
また、人件費も比重が大きくなりました。10年前の2013年は全国平均で877円だったコンビニバイトの時給は、2023年には1,022円と145円(16.5%)アップしています。
単価を抑えながらおいしい弁当を作ってくれている企業努力にも、限界があるということですね。
コンビニのコスパの悪さから脱却!食費を節約する4つの方法
うーん、値上げは仕方ないこととはいっても高いものは高い!節約方法はないのかー!
値上がり幅が大きい飲み物を節約するのが、一番ダイレクトに効果があるよ!他にも、冷凍食品や宅食はかなりおすすめだ。
飲み物を自分で作って持ち歩く
飲み物は値上げ幅が大きいので、節約すると大きな効果が得られます。
もし仮にペットボトルのお茶を毎日飲むと、160×365=58,400円ですが、自分でお茶を作れば1日10円程度ですみます。
冷凍食品を活用する
冷凍食品も値上がりはしていますが、お弁当などに比べると元の単価が安いので、ダイレクトな影響はあまり受けていません。
コンビニ各社の冷凍食品はおいしいものが多く、ボリュームも満点!冷凍食品を取り入れることで、コンビニによる気力もないときも、帰宅すぐレンチンでご飯が食べられます。
宅食を利用する
高いイメージがある宅食ですが、実は400円前後から始められるコスパの高いシステムなんです。ワタミの宅食は、なんと一番安いセットなら390円から野菜たっぷりで栄養バランスのいいご飯が届きます。
弁当の価格(各社公式サイトより) | 価格(税込) |
---|---|
セブンイレブン(若鶏の唐揚げ弁当) | 594円 |
ローソン(鶏のから揚げ弁当) | 592円 |
ファミリーマート(こだわり唐揚弁当) | 568円 |
ワタミの宅食(いつでも三菜10食セット) | 1食あたり423円 |
値下げ品やタイムセールを利用する
フードロスを減らすため、コンビニの弁当も一定の時間を過ぎると値下げされます。ランチタイムを過ぎた14時~16時ごろや、20時~22時頃に値下げされることが多く、タイミングが良ければおトクに弁当やおにぎりが購入できます。
値下げ幅は各社さまざまで、中でもローソンは半額になることもあるなど、大幅な値引きが特徴です。
コンビニ弁当よりもコスパ良し!ボリューム満点の冷凍食品3選
コスパが悪いコンビニ弁当から脱却したいけれど、ボリュームも重視したいと考えている人には、ご飯やパスタの冷凍食品がおすすめです。
最近の冷凍食品には、手軽に作れるものが発売されています。そこで以下に、おすすめ商品を3つ紹介します。
洗い物が出ない冷凍食品:「WILDish」
レンジでチンするだけで簡単に調理できる、ご飯系冷凍食品です。
袋がお皿代わりになっており、洗い物が出ないように工夫されています。
しかも、ボリュームは270gと丼1杯分。たっぷり入っているのでお腹いっぱいになります。
男性におすすめのガッツリ系冷凍食品!
ボリューム満点!:「ごっつー使える 炒飯 1kg」
テーブルマークといえば、冷凍うどんで有名ですが、炒飯も優れもの。
業務用の大容量サイズなので、1食200g(お茶碗大盛り1杯分)を5回分食べられるというところが魅力的です。
キムチやラー油をちょい足しも◎ アレンジで飽きずに楽しめる!
様々な味が楽しめる:「平日よくばりシリーズ」
仕事から疲れて帰ってきたときにも、バランス良い食事をしたい人におすすめです。
ニップンの平日よくばりシリーズは、おかずとセットになっているので食事のバリエーションが広がります。
コンビニ弁当と比べてコスパが良く、味も美味しいので、一人暮らしにぴったりです。
レンチンで、バリエーション豊かな食事を食べれるのは魅力的!
コンビニのコスパの意外な落とし穴!食費を節約するときの注意点
冷凍食品や宅食は便利!でも、気を付けたいポイントもあるよ。
タイパを考えると、コンビニ弁当の方がいいときも
冷凍食品や宅食は、解凍して温めて食べる必要があります。
しかし、とても疲れてとてもお腹が空いているとき、冷凍庫から出して、温めて、フォークやお箸を用意して…という気力もないときや、とにかく急いでご飯を食べてなにかをしたいとき、タイパがいいとは言えません。
コンビニで温めまで終わっているコンビニ弁当は、すぐ食べられるという点でタイパが勝っています。
冷凍庫が小さいと冷食や宅食が入りきらない
特に宅配のお弁当はパッケージも含めた大きさに注意が必要です。一人暮らし用の冷蔵庫に付いている冷凍室は意外と小さいので、せっかく買った食材が入りきらないかもしれません。
宅食は一度に注文する数が多いほど安くなりますが、注文しすぎると冷凍庫に入りきらないと解けてしまうので、あっという間に傷んでしまいます。
朝食と夕食を宅食や冷食に、お茶を自作するだけでコスパアップ!
値上がりの影響が大きかった飲み物を自作して、朝食や夕食を宅食や冷食、あるいはベースのような栄養食に置き換えるだけで、コンビニでかかる食費を大きく押えることができます。
毎日のコンビニで食費が厳しいという人は、是非、宅食や冷食を取り入れてみてはいかがでしょうか。