夜中にゴミを出していい時間は?帰省や旅行前のゴミ出しと対処法3つ!
ゴミは夜中の時間に出していい?
夜から夜行バスや飛行機で移動する前に、ゴミを出していきたいけど大丈夫?
帰省や旅行、出張などで、どうしても夜に出ていかなければならない場合、ゴミの扱いに困ってしまいますよね。どうせ朝回収されるし、夜中に出しちゃってもいいかな…と思いがちです。
でも、時間外でゴミを捨てるのはダメです。
ゴミ出しの前日の夜中など、決められた時間外にゴミを捨てる行為は、廃棄物処理法16条に違反する行為とみなされ、法律違反の対象となります。
第16条では、環境維持の観点から「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と定められており、市区町村で定めた時間内にゴミを捨てることが義務づけられています。
法律に抵触する恐れがあるよ!
過去にも罰金や刑事罰を受けた事例があるから、注意してね!
そこで、今回は夜中にゴミ出しをするリスクや、出張や帰省で長期間不在になる場合でも、生ごみが臭わない処分方法について解説します。
夜中に出発する前にゴミを出さなかったときのリスク
最悪、ゴミをほったらかしにしても大丈夫?
帰省や旅行、出張などの長期不在などによって生ゴミを放置すると、以下のようなリスクがあります。
- 強烈な臭いによって近隣トラブルに発展する
- コバエなどの害虫が発生する
- 染みついた臭いが取れず、退去時の修繕費用が割高になる
このような状況を防ぎたい方は、これから紹介する3つの対策を実施しましょう。
当日夜中にゴミ出しが無理なら長期不在でも臭わないゴミの対策方法
出発日になっちゃったんだけど、ゴミはどうすればいいんだろう…。
対策法はない?
帰省や旅行などで長期不在になるとき、ゴミ出しをどうするか悩みますよね。
特に生ゴミは、放置しておくとニオイや虫の発生の原因になるので、以下でできそうな対策をやっておきましょう。
袋に入れた生ゴミを冷凍庫に入れる
出発日の当日にニオイを対策したい場合は、生ゴミを袋に入れて冷凍庫に入れる方法がおすすめです。
生ごみは冷凍庫に入れることで、生ゴミの腐敗を防げます。事前に水気を切っておくとより効果的です。
冷凍しておけば長期不在でも臭わない対策ができますが、帰宅後は早めにゴミを出すようにしましょう。
冷凍庫の中で生ゴミと食品が混ざらないように、袋をしっかり閉じたり、別の容器に入れたりすることも忘れずにね。
ゴミ袋をねじって結ぶ
2つ目の方法は、ゴミ袋をねじってから結ぶ方法です。
ゴミ袋の余った部分を、きつくねじってから結ぶことで、ゴミ袋から悪臭が漏れ出しにくくなります。
絶対にニオイが漏れないわけではないので、どうしてもゴミが出せないときの対策だよ。
帰宅するまでエアコンで冷房をつける
3つ目は、帰宅するまでエアコンで冷房をつけておくことです。
たとえば夏場の場合は、気温で長期不在中に臭いが充満したり、部屋からあふれた不快な臭いによって近隣トラブルに発展する恐れがあります。
トラブルを未然に防ぐためにも、エアコンをつけて湿気・臭い対策を実施してから外出しましょう。
賃貸住宅の場合、臭いや湿気を放置すると大きなトラブルにつながる恐れも!
臭い以外にも気を付けたいのが湿度です。
十分な換気が行われていないと、部屋中の湿気がこもり、壁や床材、家屋を劣化させてしまい、カビが生える恐れがあります。
もし賃貸住宅だった場合、入居者の管理不足を理由に、劣化した壁や床材、備品である家財を全額弁償しなければなりません。
退去時にトラブルになることがあるから、きちんと対策しよう!
ゴミ出しだけじゃない!夜中出かける前に対策しておきたい水回り対策
ゴミ対策以外にもなにかやっておかないとヤバイことはある?
水回りも対策しておかないと虫が侵入したり、ニオイが充満する可能性があるよ!
夜中出発する前に気を付けておきたいのは、ゴミだけではありません。
水回りも気を付けておかなければ虫が発生する原因になってしまうので、対策しておきましょう。
トイレに便座にラップをする
1つ目はトイレの便座にラップをする方法です。
入念なトイレ掃除を実施したあと、便座にラップをかけてトイレの水溜まりの蒸発を予防しましょう。
トイレの中の水が溜まっている部分は封水と呼ばれ、虫の侵入を防いだりニオイを防ぐ役割があります。
この封水は、毎日水を流さなければ1日1mmほど蒸発すると言われています。
普段からトイレをきれいに流していたとしても、封水が蒸発すると虫が侵入したり、下水道のニオイが部屋に入って充満する恐れがあります。
トイレのフタが開いていない状態でも、気温の上昇によって蒸発する恐れがあるほか、コバエが発生するリスクにつながります。
長期不在から帰ってきて後悔しないように、トイレの対策もしておこう!
そもそも封水って?
トイレの便器には封水と呼ばれる水たまりがあります。封水は排水管に蓄積した汚れや下水道からの臭いを部屋に上昇させないようせき止める役割があります。
この封水はトイレの使用によって一定水位まで溜まるよう設計されています。しかし、長期不在などの理由から一定期間使用していないと、気温によって蒸発し、臭いが充満してしまうのです。
旅行から帰宅したときに玄関を開けると、硫黄のような臭いを感じることがあります。これは、不在によって封水が蒸発したことで臭いをせき止めることができず、下水の臭いが充満したと考えられます。
排水口にフタをする
2つ目は排水口にフタをすることです。
以下の場所の排水口は必ず塞いでおきましょう。
- 風呂場の排水口
- 洗面台の排水口
- 洗濯機の排水口
- キッチンの排水口
家庭の排水口の奥には排水トラップと呼ばれる部品があり、下水からのニオイや虫の侵入を予防するために、水でせきとめる仕組みになっています。
しかし、長期不在によって水を使っていないと、排水トラップの水が蒸発し、ニオイが部屋に充満します。
フタをする方法としてはビニール袋やラップで問題ありません。ビニール袋やラップで包み、排水口を密閉するように閉じましょう。
もし面倒なときは、以下のラバーフタを置くだけで蒸発を防止できるよ!
ゴミ出しを夜中に出さないための対策
今後、ゴミを出さないように事前に何か対策できることはない?
出発する日の夜中にゴミを出すのは、近所の人に迷惑をかけたりする可能性があります。
当日ゴミを捨てなくてもいいように、事前にゴミを減らす対策をしてみましょう。
前回のゴミ出し以降からご飯を外食にする
1つ目の方法は、事前にゴミを減らす方法は、前回のゴミの日以降からご飯を外食にすることです。
外食なら、自分で料理を作ったり、食器を洗ったりする必要がないので、ゴミの節約にもなります。
その分ゴミが少なくなります。また、外食は気分転換にもなりますし、色々なメニューを楽しめますよ。
出発する日までの食事を全部お弁当にするのも、ゴミ削減になるのでおすすめ!
防臭袋を使う
2つ目は、防臭袋を使う方法です。
「BOS (ボス) 生ゴミが臭わない袋」を使いましょう。
大容量タイプやセットになったタイプを購入しておくと、日頃の生ゴミも臭いを防ぎながら捨てられるので非常に便利です。
生ゴミ以外にもおむつやペットのフンにも効果的なので、信頼度の高い防臭グッズです。
帰省や旅行前にゴミ出しをして行きたいなら、鍵預かりサービスがある家事代行がおすすめ!
帰省や旅行、出張で家を空けるときには、ゴミの処分や水回りの対策をするのが大切です。
ゴミの処分だけでなく、排水口の予防を怠ると虫が侵入したり、ニオイが部屋に染みついてしまい退去時の弁償対象になる恐れもあります。
しかし、長期不在前にやることが多すぎて、ゴミの処理や排水口を塞ぐのが面倒と感じる場合もあるでしょう。
そんな時には、一人暮らし専門の家事代行サービス「イエキーピング」がおすすめです。
1回あたり2,200円+交通費700円とリーズナブルな価格設定!
合鍵を預けておくことで、あなたが不在でも家政婦さんがゴミ出しをしてくれます。
リビングや浴槽、トイレなど水回りの掃除もしてくれるので、帰ってくるころには快適な家になっていますよ。
預けた合鍵は、位置検索サービスのココセコムというセコムのセキュリティサービスで厳重管理。万が一のことが起こったときは、セコムの緊急対処員が駆け付けたり、必要に応じて自宅の鍵を取り換えてくれます。
この機会にぜひイエキーピングを利用してみてはいかがでしょうか。
著:あおい / 編集:SoloPad編集部